ランダエタ脱帽「あれほど走るとは」
ランダエタ脱帽「あれほど走るとは」
12月21日10時48分配信 デイリースポーツ
ボクシングWBA世界Lフライ級タイトルマッチ(20日、有明コロシアム)、WBA世界ライトフライ級王者・亀田興毅(20)=協栄=が、挑戦者フアン・ランダエタ(28)=ベネズエラ=を3-0の大差判定で下し初防衛に成功した。
ランダエタは、モデル・チェンジした王者に対応できなかった。「スタイルが違っていたのは初回から分かった。戸惑ったところがあるし、対処するのに36分間では短すぎた。あれほど走るとは思わなかった。それで苦労した」。前回は効果的だった右ジャブも封じられた。興毅の動きについていけず「止まってパンチを入れたかったが、強いパンチを出せなかった…」と敗因を口にした。 大差の判定には不満を隠せなかったが「カメダはいい仕事をしたし、勝利をお祝いしたい」と敗戦を潔く認め王者を祝福したが、未練は残る。「もう一度?そういう機会があればぜひやりたい。注目されていたし、もっといい試合をしたかった」。
亀田戦は連敗となったが、今後に向けて「これからもこのクラスで、日本でもどこでもやる」と、チャレンジ魂を再点火させた。