大毅が1回37秒でKO勝ち/ボクシング
12月21日9時55分配信 日刊スポーツ
<プロボクシング:スーパーフライ級10回戦>◇20日◇東京・有明コロシアム◇観衆1万人
亀田3兄弟の二男「浪速の弁慶」亀田大毅(17=協栄)が、元インドネシアミニマム級王者モハマド・サディック(33)と対戦し、1回37秒でKO勝ちした。大毅は開始直後から攻め左フック1発で沈めた。約1週間前に両足に軽い肉離れを起こしたがまったく感じさせない圧勝だった。
試合後は「お兄ちゃんの前やしな。むだな時間は使いたくなかった。一気にや」と息も乱さず笑顔。秒殺に気を良くして、B’zの「いつかのメリークリスマス」を熱唱。2月26日にプロデビューから7勝5KO。「デビューしてからまだ1年たってへん。まだ(2月末まで)時間はある。1回くらい(試合を)はさむやろ」と意欲的。来年の抱負には「フライ級、スーパーフライ級の世界王者、首を洗って待っとけや」と、威勢良くデビュー元年を締めくくった。