亀田興毅 計量で「最高に仕上がった」 ランダエタもパス
12月20日9時58分配信 毎日新聞
世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級タイトルマッチ(20日、東京・有明コロシアム)の計量が19日、東京・後楽園ホールで行われ、同級王者の亀田興毅(20)=協栄=はリミットより100グラム軽い48.8キロ、同級1位のフアン・ランダエタ(28)=ベネズエラ=は48.9キロでともに1回でパスした。
8月に対戦した際の計量では、ランダエタが幼児用の紙おむつとおしゃぶりを亀田に渡して挑発し、亀田が激高する一幕があった。だが、今回は事前に日本ボクシングコミッション(JBC)が「プレゼント禁止」を挑戦者側に通達し、特にトラブルはなし。
亀田は「最高に仕上がった。今回は体重が自然と落ちた」と万全の体調を強調。ランダエタは「リングに上がるまでに体重を56キロまで増やす」と、食べて1日で7キロも増やす考えを示した。【来住哲司】
◇ ◇ ◇
今回の世界戦の審判構成は、レフェリーがWBA審判委員長を務めるルイス・パボン氏(プエルトリコ)で、ジャッジはラウル・カイズ・ジュニア(米国)▽テリー・オコナーズ(英国)▽スタンリー・クリストドーロー(南アフリカ)の3氏となっている。世界ボクシング評議会(WBC)は先月から四回と八回の終了後に採点を公開することを制度化したが、WBAは現時点では採点公開制を導入していない。