ボクシングWBA世界ライトフライ級王者の“浪速の闘拳”亀田興毅(19)=協栄=が30日、同級1位ファン・ランダエタ(28)=ベネズエラ=との初防衛戦(20日、東京・有明コロシアム)に向け、宣伝カーに乗り込みキャンペーンを開始した。
興毅は父親・史郎氏の運転で、合宿所の東京都葛飾区周辺を流した。8月の微妙判定での王座奪取で大バッシングを浴び、揚げ句に、再戦も延期。良くも悪くも注目を集める12・20の決着戦だが、チケットの売れ行きが気になるところ。3日には都心部にも宣伝カーで出没する予定だが、興毅は「チケットの販売もその場でする。見かけたら声掛けてや」とキッパリ言いきった。因縁のランダエタ相手にKO防衛を誓った興毅は“営業活動”にもやる気満々だ。 (山崎照朝)