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亀田興毅 初防衛成功で会見 今回は完勝で「気持ちいい」
亀田興毅 初防衛成功で会見 今回は完勝で「気持ちいい」
12月22日10時0分配信 毎日新聞

 東京・有明コロシアムで20日行われた世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級タイトルマッチで判定勝ちし、初防衛に成功した同級王者、亀田興毅(20)=協栄=が21日、東京都内のTBSで一夜明け会見に臨んだ。8月の王座奪取は大苦戦だったが、今回は完勝とあって「前回は試合が納得いかなかったが、今回は気持ちいい」と笑顔を見せた。
 前座試合で一回KO勝ちした弟大毅とともに会見。今回はガードを固めて前へ出る「亀田スタイル」を封印し、フットワークやジャブを多用するボクシングを展開した。「前回がああいう試合だっただけに、今回の試合は重い。常にKOを狙うのが亀田家のボクシングだが、今回は勝ちにこだわった」と説明した。さらに「世界は広い。いろいろなタイプの選手がおる。どんな状況にも対応できる最強のボクサーにならんと意味がない」と、新スタイルを磨いていく考えを示した。
 次戦は来年3月ごろを予定しているが、相手や場所などは未定。階級変更についても「これから上げていくよ。ベストはフライ級やから。でも、(次戦のことは)まだ考えていない」と述べるにとどめた。【来住哲司】