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余裕? 焦り? ランダエタ「スパーはもう必要ない」と手の内明かさず
12月14日16時33分配信 スポーツナビ


 12月20日に有明コロシアムで開催される「亀田のけんか祭り」でWBAライトフライ級王者・亀田興毅に挑戦する同級1位のフアン・ランダエタ(ベネズエラ)が14日、都内の協栄ジムで公開練習を行った。
「コンディションは(延期前の)10月18日の時点で100パーセントに仕上がっていたので、さらに今回は200パーセントになった」と絶好調をアピールするランダエタだったが、公開された練習は5分間のシャドーボクシングと2分間のサンドバッグ打ちの計7分のみ。「延期前までに75ラウンド、来日までに25ラウンドと、計100ラウンドのスパーリングを行ってきたので、それ以上やる必要はない」と手の内を明かさないランダエタに対し、金平桂一郎会長は「見せるつもりはないんでしょう」とチクリ。決戦に向け両陣営ともに緊張感が高まってきた。

 前回の試合ではダウンを奪ったものの微妙な判定で敗れたランダエタは、「自国以外ではKOしないと。皆さんも、ああいう試合は嫌でしょうから、きっちりと決着をつけたい」と完全決着を宣言。「前回ダウンを奪ったパンチは20パーセントの力だったので、今回は100パーセントのパンチで倒す」と亀田のお株を奪うKO予告も飛び出した。
 今回、べネスエラにいる2人の子供から「カメダの顔を壊してきて」と“おねだり”されたというランダエタは「チャンピオンになって素晴らしいクリスマスを過ごしたい」と気合十分。亀田にリベンジを果たし、愛する家族にベルトをプレゼントすることができるか。