2006年、邦画の興行成績ナンバーワンに輝いた『LIMIT OF LOVE 海猿』の羽住英一郎監督の次回作が明らかになった。舞台は海から一転、雪山。迫力あるモーグルスキーを題材に男女3人の出会い、友情、恋、再生をテーマに描く青春群像劇だ。
タイトルは『銀色のシーズン』。すでに今年の1月から3月にかけて、これまで、ほとんどスキーの初心者だった、瑛太、玉山鉄二は本格的なトレーニングを積み、いよいよ12月から2007年の4月にかけて長野県白馬村の全面協力のもと本番撮影に入る。
脚本はあの『タイヨウのうた』の坂東賢治。コミックや小説が元になるのではなく、完全なオリジナル作品だ。田中麗奈と、瑛太、玉山鉄二の恋模様を描くラブストーリーだけではなく、撮影用に作られたモーグルコースでの本格的なスキーシーンも見どころのひとつ。『LIMIT OF LOVE 海猿』で迫力のある映像にはおスミ付きの羽住監督だけに、いままで日本映画にはなかった本格的なスキー映画に仕上がることは間違いない。
『銀色のシーズン』の完成予定は2007年の8月。公開は全国東宝系にて2007年の冬。
(シネマトゥデイ) - 12月9日23時46分更新