お笑いの村田渚さんが急死
「タモリのボキャブラ天国」で人気を集めた男性コンビ、フォークダンス DE 成子坂の元メンバーで、現在は「鼻エンジン」で活動していた村田渚さんが、品川区内の自宅マンションで亡くなっていたことが13日、分かった。35歳。
所属事務所によると、村田さんは10日夜、FM栃木のレギュラー番組に出演。帰京途中、相方の松丘慎吾(36)に「頭が痛い」などと体調不良を訴えた。その後、村田さんが携帯電話にも出ず仕事の連絡がつかないため、12日午後4時44分、事務所スタッフがマンション管理人とともに自宅に入り、村田さんが亡くなっているのを発見した。事務所や荏原署によると、死因はくも膜下出血で、11日未明ごろに死亡していたとみられる。
村田さんは脱力系、シュールな芸風でブレークした成子坂を99年に解散。ソロ活動を経て昨年5月、元「坂道コロンブス」の松丘と新コンビ「鼻エンジン」を組んだ。同年末、若手漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」に初出場。メリハリを効かせたオチのない漫才が、お笑い関係者から「新しい形」と評価され、準決勝まで進み、今年も、3回戦進出を決めていた。
(日刊スポーツ) - 11月14日9時44分更新