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元「フォークダンスDE成子坂」村田渚さん急死
お笑いコンビ「鼻エンジン」のメンバーで、1999年まで「フォークダンスDE成子坂」として活動したタレントの村田渚さんが、東京都品川区の自宅マンションで亡くなっていたことが13日、分かった。35歳だった。行政解剖の結果、死因はくも膜下出血と分かった。

 警視庁荏原署や所属事務所によると、村田さんの遺体が見つかったのは12日午後4時45分ごろ。同日は仕事だったが、時間になっても姿を見せず、携帯電話にも応答しないため所属事務所が自宅マンションの管理人に連絡。布団でうつぶせになって死亡しているのが発見されたという。

 村田さんは11月6日ごろから「頭痛がひどい。風邪みたいだ」と体調不良を訴えていた。同9日にはFM栃木のリポートの仕事をこなし、10日には同局でパーソナリティーを務める番組に出演後、帰宅。東京に戻る際、相方の松丘慎吾(36)は「体調がよくなったら連絡をください」と声を掛けていたという。

 コンビとしては昨年、漫才日本一決定戦「M-1グランプリ」の準決勝に進出し、今年も今月5日に3回戦進出を決めたばかり。この日、検視に立ち会った松丘は「急なことで考えることが出来ない」とショックを受けている。通夜、告別式は地元・三重県で行われる方向だという。

 ◆村田 渚(むらた・なぎさ)1971年7月29日、三重県生まれ。90年に桶田敬太郎と「フォークダンスDE成子坂」を結成し、91年デビュー。フジテレビ系「ボキャブラ天国」に爆笑問題などと出演し、人気に。99年にコンビ解散後、ソロ活動に入ったが、05年に元坂道コロンブスの松丘慎吾と「鼻エンジン」を結成した。
(スポーツ報知) - 11月14日11時0分更新