漫才日本一を決定する「オートバックスM-1グランプリ2006」で、初となる審査員全員の票を獲得し完全優勝を果した王者・チュートリアルが、決戦後(24日)すぐに、喜びの会見を行った
まず2人は「芸人になって、初めて主役になれた。感無量です」(福田)、「信じられへんと思う気持ちって、本当にあるんだなと感じました」(徳井)と、大会の興奮が冷めやらぬなか喜びのコメント。さらに徳井は「これを機に同期のブラックマヨネーズ(前回グランプリ獲得)に離された“距離"を縮められた気がします」と今後に向けて自信を伺わせた。
また、福田は「正直、今までフットボールアワー(2位)に勝ったことがなかったので嬉しい」とこれまでの苦しい道程を振り返りながら語り、「今までのグランプリが偉大な方ばかりなので、名を汚さないように頑張りたい」と気を引け締めた。
なお、徳井が「(相方が)歯並びを準決勝前に直した。仮歯で噛み合わせが悪いとか言うんですよ。まさに足を痛めてのマラソン優勝みたいなもんでした」と暴露し、福田は白い歯を見せて笑った。
今後、さっそくオートバックスのCMキャラクターを務めることが決まったチュートリアル。2007年多くの注目と関心が集まることは必須だ。
ちなみに気になる賞金1000万円の使い道は、決勝戦でも披露した冷蔵庫にちなみ、「冷えなくなった冷蔵庫を買います」(徳井)とのことだ。