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織田裕二版『椿三十郎』、独占シーン写真から片鱗を探る
黒澤明監督、三船敏郎主演の名作を45年ぶりにリメイクする『椿三十郎』の会見が先日11月12日(日)行われた。そこでできたてホヤホヤのプロモーション映像がマスコミ限定で上映されたが、今回11月30日発売の雑誌「MOVIEぴあ 冬号」の取材の中でシーン写真を独占入手した。

主役を演じる織田裕二は、会見で「殺陣も含めすべて自分で演じました」と語ったように、写真でも鋭い眼光に荒々しさを秘めた織田=椿三十郎を見せている。それでいながら室戸半兵衛役で共演の豊川悦司からは、「織田さんの三十郎は、三船さんが演じた三十郎よりもさらに血が温かく、柔らかい感じがする」と言われるように、人間くさいヒーローとなっているようだ。

森田芳光監督からの熱烈ラブコールで引き受けた織田。森田監督は、織田について「“三船さんのような映画界のヒーローは誰かな?”と思った時に、直感的に“織田裕二だ!”って思った」と話す。

『椿三十郎』の公開は、時代劇が数多く公開される2007年のトリを飾る12月。1年の間にどのようにこの大型リメイクが完成していくのか楽しみだ。独占シーン写真は、雑誌「MOVIEぴあ 冬号」に掲載される。

『椿三十郎』
2007年12月ロードショー
(@ぴあ) - 11月30日13時13分更新