毎日一品★おいしいレシピ

11月20日（月）、東京・渋谷のヨシモト∞ホールにて、800人ものタレントを要する吉本興業が『中国プロジェクト』の記者会見を行った。吉本興業代表取締役社長・吉野伊佐男が出席したほか、、中国から王林（中国祥宇文化発展有限公司総総理）らが招待され、さらにロンドンブーツ淳率いる、ビジュアル系バンド・jealkbや藤井隆が駆け付け、今後の展開について語った。

吉本興業は、中国への展開に向けて藤井とjealkbのさらなる活躍に期待すると宣言。上海ではすでに人気を得て、彼女になりたいという声が殺到しているという藤井は「3年ほど前から仕事で中国に通っています。言葉が難しくて困っていますが、頑張ります」と挨拶し、簡単な中国語を披露し、家では「ウォアイニー（愛しています）」を家に帰って妻に言っているという話を笑いながら告白した。

　そのあとに登場したのは、こちらも多くの支持を得ているというロンブー淳率いる、ビジュアル系バンドのjealkb。haderu（淳のバンドネーム）は「（芸人としてではなく）ミュージシャンとして活躍します。台湾でもう一旗あげたい」と、ビシッと決まったメイクと衣装に少し照れ笑いしながら語り、バンド紹介では「一番腰の低いビジュアル系バンドと自覚しているので、ちっちゃなライブハウスからコツコツと活動します。バイオリンとキーボードなんか、弾くふりですから」と笑いを起こし、メンバー全員で何回もお辞儀をし、謙虚さをアピールしていた。

　そのほか、今回発表した中国プロジェクトには、オーディション開催や映画やドラマの制作、携帯のコンテンツ配信などを展開していくことが盛り込まれている。
　吉本興業・吉野は「95年培ってきた“笑い"のノウハウを生かして、吉本のマインドを広めたい」と中国展開への成功の自信を伺わせた。

　中国圏で通じるお笑いの育成の可能性も覗かせた、今回のプロジェクト。日本の吉本がアジアを笑いの渦に巻き込む日もそう遠くないかもしれない！！

（オリコン） - 11月20日17時35分更新